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井上剣花坊の句碑と墓

11月3日~5日の2泊3日で開催された萩市民号に参加しました。
訪れた鎌倉市の建長寺の境内で、萩出身の川柳作家井上剣花坊の句碑を見つけました。
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「咳一つ きこえぬ中を 天皇旗」
井上剣花坊は、昭和9年に伝記物の執筆と病気療養をかねて、建長寺の正統院に滞在していましたが、9月に病気のため64歳で亡くなりました。
墓も正統院の近くにありました。
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市民号の参加者も郷土出身の作家が、遠隔の地で顕彰されていることを喜んでいました。
Fでした

# by hagimachihaku | 2009-11-11 20:04  

実りの秋と冬の気配

11月に入り、急に寒くなりました。早くも冬の気配ですね。
冬になる前のお楽しみである「実りの秋」を少しもらってきました。
実りの秋と冬の気配_b0181333_1411027.jpg

実りの秋と冬の気配_b0181333_14465345.jpgこれは、口羽家の椎の実です。

堀内の鍵曲に面している口羽家住宅は、立派な長屋門が目印ですが、その奥にあるお庭もいいんです。

口羽家の敷地は、橋本川に面していて、河口近くのゆったりとした流れの河畔の景色を借景として楽しむことができます。

実りの秋と冬の気配_b0181333_14471517.jpg(今日の写真は寒々としていますが・・・)

このお庭の奥にあるのが、樹齢100年以上とも言われている椎の木です。
数年前に聞いたガイドさんのお話によると、飢饉の際の非常食を目的として植えられていたとも考えられるそうです。



いままで、どんぐりと椎の実の違いをよくわかっていませんでしたが、どんぐりのような「帽子」はついてないんですね。
先日やっていたテレビでは、生き物たちが冬を迎えるために秋の実りは欠かせなくて、人間の「食欲の秋」も自然の摂理に沿ったものなのだとか・・・。
フライパンで炒ると食べられるそうなので、家に持ち帰って実践してみようと思います。

*Aでした*

# by hagimachihaku | 2009-11-02 15:06 | まち博の風景  

今年も寒桜

今年も10月の末から福栄地域黒川地区の県道萩篠生線そばの寒桜が咲き始めました。
丁度天気予報が、寒気の到来を告げた時期でした。
今年も数ヶ月間行き交う人の目を楽しませてくれることでしょう。車から見ることができますが、くれぐれも交通事故にはご注意下さい。
昨年は、県道に車を止めて写真撮影をしている方がありましたので、通行される際には車と人にご注意ください。
今年も寒桜_b0181333_8184190.jpg


Fでした。

# by hagimachihaku | 2009-11-02 08:20  

薪割りの風情

かつて薪割りは冬の最も大事な準備の一つで、初冬の風物詩でした。
薪の原料である雑木等を伐採することは里山の景観の保全にもつながっていました。
しかし、山間部でもオール電化や灯油ボイラー等薪離れが進んでいます。
「水を入れて風呂を焚く」から「湯を入れる」に生活様式が変化し、風呂は「焚く」ものから「入れる」ものになりつつあります。薪を割り、乾かす風景は珍しいものとなりました。
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Fでした。

# by hagimachihaku | 2009-10-31 08:55  

長井元房と猫

今、人間と犬とのつながりを描いた映画が、話題になっていますが、萩にも動物と人間の愛にまつわる伝説があります。
猫町伝説です。
萩に城下町を築いた毛利輝元の家臣長井元房には、かわいがっていた猫がいました。
元房が輝元の後を追って殉死すると、その猫は、主人の墓の傍を離れようとせず、四十九日の法要の日に主人の後を追って死んでしまいました。
哀れに思った僧が、ひそかに葬るとそれからこの通りを通ると、どこからともなく主人を呼ぶ猫の鳴き声が聞こえてくるようになりました。
それからこの筋を、猫町と呼ぶようになりました。
長井元房と猫_b0181333_16233320.jpg

長井元房の墓
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毛利輝元夫妻の墓
Fでした

# by hagimachihaku | 2009-10-23 16:29