人気ブログランキング | 話題のタグを見る

萩のおへそ

三角州上に形成された城下町の歴史、それは「水」とのつきあいの歴史でもありました。萩は江戸時代から水害に悩まされ、当時の人々は萩川々洪水防止法を定めたり、人工河川をつくったりと様々な方法で水害を防いできました。
ここ、萩市役所周辺の江向地区は三角州でもっとも標高の低い「萩のおへそ」。梅雨まっただ中のこの時期、強い雨が降る日は浸水被害が心配です・・。

萩のおへそ_b0181333_16581066.jpgそうそう、「萩のおへそ」といわれるのは標高の低さという理由だけではありません。萩城下の建設はまさに江向地区から始まったのです。萩市民館の西側に「萩城下町割原標石」があります。萩城下建設の中心として小さな自然石を置き、測量の起点にしたものと伝えられています。

ちなみに、原標石の元々の位置はすぐ傍の道路の真ん中です。舗装がはがれているわけではないのであしからず・・・萩のおへそ_b0181333_16531268.jpg







                       *Rでした*

by hagimachihaku | 2009-06-30 17:06 | まち博の物語  

<< 萩城下の町別提灯 全国晋作会連合会 >>